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2024.11.20
宴会の幹事は、当日にさまざまな役割があります。特に、挨拶は宴会の雰囲気を左右する大切な場面です。カジュアルな宴会になると、幹事が司会進行と挨拶を行うことも少なくありません。
また、挨拶を誰かにお願いする場合でも、内容についての相談を受ける可能性もあります。
そこで今回は、宴会のシーンごとに使える挨拶文例とともに、押さえておきたいポイントについて紹介します。幹事としての準備を万全にして、参加者全員が楽しめる宴会を演出しましょう。
目次
忘年会や送別会、結婚披露宴など、ひと口に宴会と言ってもさまざまな種類があります。ただし、ほとんどの宴会は以下の流れで行われます。
宴会の挨拶では、それぞれにふさわしい担当者が決まっており、幹事はお伺いを立てて挨拶の準備をしてもらいます。
開宴の挨拶は幹事、はじめの挨拶は最も立場の高い人、乾杯の挨拶は3番目に立場の高い人が行うのが一般的です。また、中締めの挨拶を設ける場合は、2番目に立場の高い人が行います。
閉会の挨拶は、司会者や幹事の役割ですが、中締めの挨拶がない宴会の場合は、2番目に立場の高い人にお願いしても良いでしょう。
カジュアルな宴会になると、幹事が司会進行をしながら挨拶を行うこともあります。
当日にその場で挨拶を考えるのは大変なことです。滞りなく挨拶を進めるために、挨拶文は事前に用意しておくのが安心です。ここからは、宴会の挨拶文例をシーンごとに紹介します。
開宴の挨拶は、幹事か司会者が行います。
▼文例
本日はお忙しいなかお集まりいただき誠にありがとうございます。ただいまより、○○株式会社の○○会を始めさせていただきます。
本日の幹事および司会進行を務めさせていただきます○○部の○○(名前)と申します。不慣れな点があるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 本日は飲んで食べてたくさん笑って、みなさんと盛り上がっていきたいと思います。それでは最後までお楽しみください。 |
開宴の挨拶には、参加者への感謝と自己紹介を入れます。最後に前向きな一言を入れると雰囲気もグッと明るくなるでしょう。
司会者もしくは幹事が紹介してから挨拶を始めます。まず自己紹介をして、これから乾杯の音頭を取ることを伝えましょう。
▼文例
ご紹介に預かりました○○(名前)です。
僭越ながら○○(名前)が乾杯の音頭を取らせていただきます。皆様グラスの準備はよろしいでしょうか。我が社のますますの発展と皆様のご健勝を祈念いたしまして、乾杯! |
特に、乾杯の挨拶は長くなりすぎないように注意が必要です。長すぎると、飲み物がおいしい状態ではなくなったり、料理が冷めてしまう可能性があります。
幹事が行うことの多い締めの挨拶では、終わりの時間が近づいていることや集まってくれたことへの感謝を述べます。
▼文例
宴もたけなわですが、そろそろお開きの時間が近づいてまいりました。僭越ながら、私○○(名前)が締めの挨拶をさせていただきます。
本日はお忙しいなか○○会にご参加いただき誠にありがとうございました。(ここで会の目的に合わせた一言を添える)皆様のおかげで無事に○○会を開催することができました。今後もこのような場を持てましたら幸いです。 それでは、本日はこれにて締めさせていただきます。ありがとうございました。 |
単にお開きの時間を伝えるだけでなく、次の会につながるような言葉や、会社や団体にとってポジティブな言葉を最後に入れると良いでしょう。二次会を予定している場合は、その案内もします。
宴会の挨拶には押さえておきたいポイントや注意点があります。ここでは、特に意識してほしい4つのポイントを紹介します。
宴会の挨拶は、大きな声でハキハキ話すことが大切です。
開宴の挨拶で宴会が始まり、乾杯の挨拶で参加者みんなが乾杯を行い一気に盛り上がります。最後は締めの挨拶で会をお開きにする、というように、挨拶は会をスムーズに進行させるための重要な役割を担っています。
そのため、参加者みんなが分かりやすいよう、テンポよく元気に挨拶を行うことがポイントです。
宴会での挨拶は、場の雰囲気を壊さないためにも長くダラダラと話さないように注意が必要です。「いつ始まるの?」「いつ乾杯するの?」と参加者に疑問を持たせてしまうと、せっかくの宴会が盛り下がってしまうかもしれません。
簡潔にまとめてシンプルに話すことで、言いたいことが伝わり参加者にとっても聞きやすい挨拶になります。
新年会や忘年会・歓送迎会など、さまざまな宴会があります。会の目的に合わせた内容で挨拶することが大事です。
例えば、新年会なら一年の抱負を述べる、忘年会や慰労会なら労いの言葉を入れるといったように、目的に合う内容を意識します。どのような宴会でも、周りの方への感謝の言葉を入れるようにしましょう。
宴会の挨拶は、分かりやすく参加者に伝えることが大切です。文例や定型文を参考にして、事前に挨拶文を準備したうえで本番を迎えることをおすすめします。
その場で考えた内容でも良いですが、会をスムーズに進行するためにも一般的な文例を参考にして、本番までに挨拶文を考えておきましょう。
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