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2025.12.24

新年会の挨拶は、会全体の雰囲気をつくる大切な役割です。幹事として「何を話せばいいのか」「挨拶する人をどう紹介すればよいのか」と迷う場面も多いのではないでしょうか。
今回は、開会・乾杯・中締め(締め)など挨拶を行うタイミングごとのポイントに加え、幹事が挨拶者を紹介する際に使える文例もご紹介します。
短くても印象に残る挨拶のコツを押さえて、参加者に喜ばれる進行を目指しましょう。
目次

新年会での幹事挨拶は、適切なタイミングで場を盛り上げ、スムーズな進行につなげることが大切です。
ここでは、幹事が挨拶を行う主な3つの場面を取り上げ、それぞれに適した挨拶文例とともにご紹介します。
幹事や司会者による開会宣言のあと、開会の挨拶を行う人を紹介します。
新年会の最初に行う開会の挨拶は、参加者への感謝や新年を迎えた喜びを伝える大切な役割。このとき幹事は、新年会にふさわしい明るい声で挨拶者を紹介します。
▼挨拶例
| はじめに、〇〇社長に新年のご挨拶を頂戴いたします。〇〇社長、どうぞよろしくお願いいたします。 |

幹事が挨拶者にひと言添えて依頼し、会場の雰囲気を整えてから乾杯へつなげます。
乾杯や食事が控えているこのタイミングの幹事挨拶は、端的に述べることが大切です。
▼挨拶例
| 皆様、グラスの準備はよろしいでしょうか。それでは、乾杯の音頭を〇〇部の〇〇部長、よろしくお願いいたします。 |
会の終盤には、新年会の盛り上がりを一旦整える「中締め」、会のお開きを意味する「締め」の挨拶を行います。
幹事は、会場の雰囲気を落ち着かせるように全体に声をかけつつ、端的に挨拶者を紹介しましょう。
▼挨拶例
| 皆様、宴もたけなわではございますが、このあたりで中締め(締め)に移らせていただきます。〇〇副社長よりご挨拶を頂戴いたします。〇〇副社長、どうぞよろしくお願いいたします。(挨拶後)
〇〇副社長、ありがとうございました。 |
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新年会で挨拶が行われる場面と、その挨拶を誰に依頼するのが適切かを、以下の表にまとめました。
| 挨拶の場面 | 依頼する相手 | 目的・役割 |
| 開会の挨拶 | 役職が最上位の人(社長・部長・責任者など) | 新年会のメインとなる挨拶。新年のビジョンや方針を示し、会全体の空気を引き締める。 |
| 乾杯の挨拶 | 役職が上から3番目の人(管理職・リーダークラス) | 手短に明るく発声し、厳粛な雰囲気から和やかな宴会モードへ切り替える。 |
| 新年の挨拶 | 一般社員・若手・来賓など | 来賓の祝辞や若手社員による決意表明など、会の趣旨に応じて人選する。 |
| 中締め(締め)の挨拶 | 役職が上から2番目の人(副社長・部長など) | 会の最後を締める挨拶。全体をまとめ、参加者に感謝を伝える。 |
新年会では、挨拶のタイミングに応じて依頼する相手が変わります。役割が重ならないように事前に調整し、挨拶者には早めに依頼しておくと、当日の進行がスムーズになります。

幹事として参加者に良い印象を与え、会を盛り上げる挨拶にするために、以下の3つポイントを意識しましょう。
長すぎる挨拶は参加者の集中が続きません。特に、食事や歓談前のタイミングでは、簡潔にまとめるのが鉄則です。
話したいことの要点を絞り、1分程度にまとめるよう心がけましょう。
新年会は、新しい年の始まりを祝い、今後の発展を願うおめでたい場。挨拶では、過去の失敗談やネガティブな話題、会社の批判などは避けましょう。
参加者への感謝や新年の期待、今後の抱負など、明るく前向きな内容を盛り込むことで、会場の雰囲気も明るくなります。
すばらしい内容の挨拶も、声が小さくて聞き取れなければ意味がありません。会場全体に届ける意識で、ハキハキとした聞き取りやすい声で話しましょう。
話す際は、うつむかずに参加者の顔をまんべんなく見渡すようにすると、気持ちが伝わりやすくなります。

新年会の挨拶は、開会・乾杯・中締めなど、場面ごとに役割が異なります。幹事は適切なタイミングで挨拶者を紹介しながら、スムーズに進行することが求められます。
挨拶は簡潔にまとめ、明るく前向きな内容で参加者の気持ちを盛り上げることが成功のポイントです。また、挨拶する人への依頼は早い段階で行い、役割が重ならないよう調整しておきましょう。

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