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2025.07.23
暑い夏を乗り切る恒例イベント「暑気払い」は、職場や仲間内での交流を深める絶好の機会。雰囲気を盛り上げるために「挨拶」は欠かせません。
しかし、いざ挨拶を任されると「何を話せばいい?」「失礼にならないかな?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、暑気払いで使える挨拶の文例をシーン別にご紹介。会の雰囲気を損ねてしまうNGポイントも併せて解説します。
目次
暑気払いの挨拶は単なる儀礼的なものではなく、会の雰囲気や盛り上がりを左右する重要な役割を持っています。
特に以下のような効果が期待できます。
たとえば開会の挨拶では、それまでのざわざわした空気を切り替え、参加者の気持ちを会に集中させることができます。
また、挨拶には会のトーンを決める効果も。明るく元気な挨拶なら会は活気づき、落ち着いた丁寧な語り口であれば少しフォーマルな雰囲気になるでしょう。
感謝や労いの言葉を盛り込めば、参加者のモチベーション向上や「参加してよかった」と思ってもらえるきっかけにもなります。
たった1~2分の挨拶ですが、その影響は意外と大きいもの。ぜひ前向きな気持ちで準備してみましょう。
暑気払いで使える挨拶の文例を「開会」「乾杯」「中締め・締め」「閉会」の4つのシーンに分けてご紹介します。
皆様、本日はご多忙のなか、また厳しい暑さの中をご出席いただき、誠にありがとうございます。
連日続く猛暑に少しでも涼を感じていただければと、ささやかながら暑気払いの場を設けさせていただきました。 どうぞ今夜は日頃の疲れを癒し、おいしい料理やお酒、そして仲間との語らいを心ゆくまでお楽しみください。 |
開会の挨拶は、ざわついた空気を切り替え、これから始まる会への期待を高める役割があります。
歓迎と感謝の言葉を盛り込み、明るく前向きなトーンを意識しましょう。
僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただきます、○○と申します。
日々の業務、本当にお疲れさまです。 本日は、束の間ではありますが、皆さまがリフレッシュできる楽しい時間となることを願っております。 それでは、皆さまのご健勝と、今後のさらなるご活躍を祈念しまして――乾杯! |
乾杯の挨拶では、場の勢いを高めるテンポ感が大切です。
業務へのねぎらいと今後への期待を盛り込みつつ、1分以内でキレ良くまとめましょう。
中締めのご指名をいただきましたので、ひと言ご挨拶申し上げます。
本日は暑い中、お集まりいただきありがとうございました。皆さま、楽しんでいただけましたでしょうか? これから本格的な夏を迎えますが、体調に気をつけながら元気に乗り切ってまいりましょう。 最後に、皆さまの健康と、我が社のさらなる発展を祈念して、一本締めで締めたいと思います。 皆様、お手を拝借。よーお!(手拍子) ありがとうございました! |
会の中盤で行う中締めの挨拶は、いったん会を締めながらも、参加者が気兼ねなく退席できる「区切り」としての意味があります。
場の空気を和らげるよう、フランクにまとめるのがコツです。
皆さま、本日はお忙しいなか、また暑い中、暑気払いにご参加いただき誠にありがとうございました。
おかげさまで、和やかで楽しいひとときを過ごすことができました。 皆さまの笑顔を拝見し、この会を開催して本当に良かったと感じております。 まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれも体調にはお気をつけてお過ごしください。 そして、これからの業務も引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。 |
最後の挨拶は、参加者の印象に残りやすい場面。
感謝の気持ちと今後の健闘を願う一言を込め、心地よく会を締めくくりましょう。
関連記事:幹事様必見!宴会の挨拶文例と押さえておきたいポイント
挨拶は、会の雰囲気を良くも悪くも左右する重要な要素です。
暑気払いを成功させるために、挨拶で特に気をつけるべきNGポイントをご紹介します。
挨拶が長すぎると、料理が冷めたりビールの泡が消えたりして、せっかくの雰囲気が台無しに。参加者の集中力も切れてしまいます。
開会や乾杯の挨拶は1~2分程度に簡潔にまとめるのが理想です。
暑気払いはリフレッシュの場。失敗談や説教、愚痴などネガティブな話題は避けましょう。
感謝やポジティブなメッセージを中心にすることで、全員が心地よく過ごせます。
一部の人しか分からない話題は、他の参加者を置き去りにしてしまう原因に。
会の一体感を損なわないためにも、誰でも共感できる話題を選びましょう。
ぶっつけ本番で話そうとすると、まとまりのない挨拶になりがちです。
簡単なメモを用意し、事前に話す流れをシミュレーションしておくと安心です。
関連記事:飲み会幹事のよくある失敗例と準備・司会進行のポイント
暑気払いは、夏バテ予防やリフレッシュ、さらに会社の士気を高めるのにも効果的なイベントです。
暑気払いの雰囲気をより良いものにするためには、挨拶が大きな役割を果たします。
挨拶を行う際は、感謝や労いの言葉を忘れず、ポジティブに伝えることが大切です。
とはいえ、「それでも不安…」「幹事として準備が大変…」と感じている方も多いでしょう。
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