マガジン
2025.09.03
忘年会をスムーズに進行させるためには、開会・乾杯・締めの挨拶を誰に依頼するかを事前に決めておくことが大切です。挨拶は誰が行ってもよいわけではなく、役職や立場に応じて依頼するのがマナーとされています。
今回は、幹事が忘年会の挨拶を依頼する際に役立つ情報をまとめました。安心して準備を進められるよう、挨拶の依頼に関する基本的なマナーや注意点について解説します。
目次
忘年会の挨拶は、一年を締めくくる宴席で、参加者に感謝や労いを伝え、新しい年を気持ちよく迎えるための雰囲気をつくる大切な役割を担います。
会の始まりと終わりを明確にし、場を盛り上げる重要なプログラムでもあり、一般的には「開会の挨拶」「乾杯の挨拶」「締めの挨拶」の3つに分けて、それぞれ別の人が担当するのが基本です。
会社や団体、仲間内での忘年会では、立場や役割に応じて内容やタイミングが変わることもありますが、挨拶は会全体の雰囲気を大きく左右するポイントといえます。
関連記事:忘年会の幹事の役割を徹底解説!失敗しないためのポイントとは?
忘年会の幹事を任されたときに悩むのが「挨拶を誰にお願いするか」という点です。挨拶は、出席者の役職や序列を考慮して依頼することが大切です。
ここでは、挨拶を依頼する際に押さえておきたい基本的な序列と、なぜその順番が望ましいのかという理由について解説します。
忘年会の開会の挨拶は、その場で最も役職が高い人が行うのが基本です。単なる開始の合図ではなく、一年の業績や出来事を振り返り、社員の労をねぎらう重要な役割があります。
社長や部長など組織のトップからの言葉は会全体に重みを与え、参加者の気持ちを引き締めます。幹事は冒頭で開会の挨拶を行う人を紹介し、自然な流れで進行へとつなげましょう。
忘年会の乾杯の挨拶は、参加者の中で3番目に役職が高い人が行うのが一般的です。堅苦しい話は避け、短く勢いよく場を盛り上げるのがポイント。長々と話してしまうと活気が失われるため注意が必要です。
会社によっては新入社員や若手が任される場合もあるため、幹事は過去の慣例を踏まえて依頼すると安心です。
忘年会の締めの挨拶は、役職が2番目に高い人が務めるのが一般的です。「そろそろ終了時間も近づいてまいりました」と、会の終わりであることを示してから始めるとスムーズです。
そのうえで、会全体を振り返りつつ参加者への感謝を伝え、最後は「来年の更なる飛躍を願って」といった前向きな言葉で結ぶのが理想的です。また、三本締めや一本締めを取り入れると一体感が生まれ、自然に宴を締めくくることができます。
関連記事:忘年会の幹事様必見!準備から開催後までの仕事を解説
忘年会の幹事にとって、挨拶の依頼は気を遣う仕事の一つです。
ここでは、挨拶を依頼する際に押さえておきたい注意点をご紹介します。
忘年会の開会・乾杯・締めの挨拶は進行に欠かせないため、依頼は早めに行うのが基本です。特に役職が高い人は年末の予定が立て込みやすいため、余裕を持ってお願いすることで安心して準備していただけます。
当日になって急に依頼してしまうと、十分な準備ができず挨拶がスムーズに進まない恐れがあります。早めに声をかけるよう配慮することが大切です。
忘年会の挨拶を依頼する際は、依頼する内容と所要時間を明確に伝えるのが好ましいです。たとえば「開会の挨拶を2〜3分でお願いします」と具体的に伝えると、相手も準備しやすくなります。
依頼はできれば対面やビデオ通話で直接行い、その後メールで詳細を共有するとより丁寧です。端的で分かりやすい依頼に加えて、相手への配慮を忘れないことが、当日の円滑な進行につながります。
カジュアルな雰囲気の忘年会では、挨拶を誰に依頼するかを柔軟に判断することも幹事の重要な役割といえます。
基本は役職順ですが、部署内の気心知れた仲間だけの集まりであれば、その年に活躍した社員や、盛り上げ上手な人に依頼するのも一つの方法です。
ただし、幹事が独断で決めると不満につながる恐れもあるため、あらかじめ周囲と相談しながら進めるのが安心です。
同格の役職者が複数いる場合、誰に挨拶を依頼すべきか迷うこともあります。その際は、先輩社員や上司に相談し、会社内での序列や年齢、普段の立場などを考慮して判断するのが無難です。
この場合も、幹事が独断で決めてしまうと角が立つ可能性があります。相手や参加者への配慮を忘れず、相談を重ねながら決めることが大切です。
忘年会の挨拶は「開会」「乾杯」「締め」の3つが基本で、それぞれ組織の立場に応じた人へ依頼するのが一般的です。
依頼はできるだけ早めに行い、内容や所要時間を明確に伝えることが大切です。判断に迷う場合は周囲に相談し、独断で進めることは避けましょう。
ビズクルでは、人数規模に合わせて忘年会にぴったりなクルーザーをご提案いたします。
また、忘年会の企画を含め、幹事様の準備をサポートをさせていただきます。クルーズイベントに合わせた豊富なオプションも多数ご用意していますので、経験豊富なコンシェルジュにぜひご相談ください。
忘年会事例紹介:社員へのご褒美に。貸切クルーズで実現する特別な忘年会
船という非日常な空間で行う忘年会は、きっと参加者の心に残ること間違いなしです。気持ちよく1年を締めくくる忘年会の実現に、ぜひビズクルをご活用ください。
クルージングの企画・演出・料理などプランから
弊社コンシュルジュが完全サポートいたします。
初めてのクルージングでもご安心ください。
03-6435-0518